【就活】絶対に輝くバイト経験の伝え方 ~あなたは現場のプロフェッショナル~
就活でバイトの話はありきたり?
ありきたりなストーリーしか書けない99%の就活生はそうなんでしょうね。
大手就活サイトにも「学んだことを伝えれば大丈夫!」みたいな、耳にタコができるようなことばかり。
でも伝え方を少し変えるだけで、面接官には周りの就活生とは全く違ったストーリーに思えるのです。
ガクチカがバイトくらいしかない人(本当に頑張った人も)、周りの長期インターンに引け目を感じてる人、
そんなバイト戦士仲間や後輩に送る、簡単にできる輝くバイト経験アピールのテクニックです。
(Mattはかつてバイト戦士でした。時給1000円程度なのに、多い月の給料が15万円を超えてたので、単純計算で2日に1回、10時間。やりすぎ・・・)
バイト=現場のプロ
タイトルの通り、アルバイトは現場を知り尽くしたプロフェッショナルです。
あなたはバイト先への不満がありませんか?バイト仲間も同じようなことを言っていませんか?
それはまさに店舗における「オペレーションの問題点」です。あなたは店長や本社が理解していない、運営上の問題点を体験しているからこそ不満を持つのです。
(Mattは飲食なので)新メニューが出てきた時、「こんなの売れないっしょ・・・」と思った経験はありませんか?
それはまさに「顧客理解」をあなたが本社よりもできているということです。お客様が何を求めているのか、どういった気持ちで来店するのか、
データには決して現れないことを、あなたは知っているのです。
ファンドやコンサルなど、他の企業の業務改善をするような人たちは、多くの場合「現場」を徹底的に調べ上げます。
それは「現場」こそ収益を生み出す源であり、それが抱える問題点を見つけ出すことが根本にあるからです。
アルバイトは常にビジネスの最前線に立っており、お金を直接払ってくれるお客様(=収益の発生源)と接しています。
そこでの気づきや経験は、ビジネスをする上では貴重で絶対に必要なものなのです。
【アルバイト=現場のプロフェッショナル】という視点は、就活生のほとんどが気づかずにアピールしない点です。
このポイントを的確に突いて、面接官を「おぉ・・」と唸らせるようなエピソードを作る意識をまずは持ちましょう。
具体的な伝え方
よくある「売上~%up」とか「満足度No1」とか、ありがちなストーリーに陥りがちなのがアルバイト経験のデメリットです。
とはいえ、それはある程度仕方ないです。「ただ働いてました」じゃ話に起承転結が付きませんし、聞いてる側も飽きてしまいます。
そこで、ありきたりなエピソードを使いながら「現場のプロ」としての独自性を推しだすために、
話の中心をそういった結論部分ではなく「過程」に持ってきましょう。
「なぜ」それをやろうと思ったのか
「どうやって」それをやったのか
これらの「過程」のストーリーに、「現場のプロ」としての気づきを一つ加えるだけで、説得力のあるストーリーの完成です。
例えば飲食店バイトで「ドリンクのおすすめで、売上が上がった」という設定で考えます。
① なぜやろうと思ったのか?
⇒ 現場で働いていて、ドリンクを頼まずにお水だけのお客様がかなりの割合いることに気づいた。「ドリンクはいかがですか?」と何度か聞いてみたところ、ドリンクのページを知らないお客様がいたり、アルコールしかないと思われ「車だから」と断られることが何回もあった。
「頼みたくない」のではなく「知らない」ことが多いと気づき、お客様の潜在的なニーズに気づいた。
② どうやってやったのか?
⇒ 立地上、車で来るお客様が多いと気づき、アルコールをあまり頼まれない。またファミリー層も多いこともあり、ノンアルコールのドリンクだけを切り取ったメニューを作りテーブルに置き、おすすめをする手段をとった。
メニューの紹介をする際にノンアルメニューも併せて紹介することで、意外と豊富なメニューに驚かれたり、気遣いに喜んで下さったりしていた。
③ 周囲をどうやって巻き込んだ?
⇒ 継続的になるようなるべく従業員に負担が増えないようなやり方を考えた。その上で自分が率先して働き後輩にも影響を与えることで、結果的に先輩含め店全体に浸透していった。
簡単なストーリーですが、「従業員だからこそ」できた施策ですよね?
ストーリーの要所で「現場のプロ」ならではの気づきを入れることで、ありきたりではなく目立つようなガクチカになりました。
このような「気づき」は大人である面接官にとっては意外なもので、あなたの深い印象を与えられること間違いなしです。
まとめ BtoCを知り尽くしたプロとして自信を持とう
ここまで就活において、周りと比べて輝くバイト経験の伝え方について書いてきました。
要点:
・アルバイト=現場のプロフェッショナルであるという意識を持つ
・バイトをしていた時の不満や疑問を、ビジネス上の「問題点」として洗い出す。
・バイト経験は「過程」にフォーカスして、それぞれ現場ならではの「気づき」を入れる
アルバイト経験は就活で話すのはイマイチだと思われることが多いです。
実際私が就活をしていた時も書くかどうか悩みましたし、集団面接ではみんなバイト経験ばっかり喋ってました。
インターンしてる人には引け目を感じるし・・・。
でも、伝え方を少し工夫するだけで全然違ったエピソードになるのはご理解いただけたのではないでしょうか。
総合商社の面接でも自信をもってバイトの経験を話しましたし、ウケもかなり良かったと記憶しています。
ESや面接で、周りの就活生とガッツリ印象に差をつけましょう!
まあ、とりあえず、
お互い明日からバイト頑張りましょう。